無題

小言

いまだ元凶は忘年会

またコロナの老人が入院してきた。

典型的な心不全の症状で救急搬送されて心不全の診断で、念のためとったコロナのPCRが陽性だった。

後から詳しく聴取すると、同居の孫が忘年会に行った。その後に孫が感冒様症状が出て、高齢者の患者が一時的に発熱し感冒様症状が出現した。そして1月の終わり頃に心不全の症状を呈して、念のための検査で引っかかった。忘年会から1ヶ月近くたつが未だにこういうことがある。

元凶は忘年会である。

感染から発病までの潜伏期間のながさ、単なる感冒様症状しか出ない人も多く、コロナを引っ掛ける為には入院時にはとりあえずコロナを調べておくという風にしている。

本当に厄介な感染症である。

そしてあれだけ危険性が言われてながら忘年会に出かけた若者を憎む。そういう人に聞くとマスクはしていた、席はちょっと離していたとか色々言い訳するが、それでも感染するものは感染するのである。

 

忘年会や年始の会食の結果、多くの命が失われたという事実はあまり新聞などでは見ないがなぜだろうか。